(4)道南・駒ヶ岳一周サイクリング

 7月末の道北・遠別川源流釣行は、水枯れと林道工事で散々の目に。

 何とか、小さな渓でウグイ混じりのキャンプの食材を確保するも、一泊で早々に切り上る。、翌日には我家で昼食を取ると言う情けない事に。

 以来、お盆の休戦を挟んで2ケ月振りの釣行と道南・駒ヶ岳一周サイクリングの2泊3日の記録です。


第一日目

248番目の新渓

 雨の中をゆっくりと札幌を発ち、昼に雲石峠を越えて目指す熊石の見市川に朝から小到達。(注:見市川は本・支流に禁漁区域有り)本流ダム上 は先月釣り人が羆に追われて、道警のヘリで救出騒ぎの場所だ。

 今回は、函館の釣友Tさんの情報により、支流のH渓に50Cmの大イワナを目指して入渓する。

 しかし、先の台風の影響か本流に架かる林道の橋で通行止め。

 小雨の中を、禁漁区間を迂回して第4ダムまで3Kmを遡行する。

 途中、羆の糞を見るも開けた渓で見通しも良く全不安なし。

 途中、珍しいル−プ型の魚道を4基遡って漸く禁漁区をかわす魚道は立派に機能を果たして、大物の遡上に期待が掛かる。
 入渓早々に尺物を取り込む釣兄のTさん
 Tさん初の尺物ヤマベに感激の雀跳、更なる大物の魚影が数匹

 しかし、警戒心が強くて......ダメだった。

 通らずの小箱で大物が群遊、渓秋の0.8号の仕掛けも、Tさんの1号仕掛けもブッチ切られて、魚も散ってしまつたので本日は此処までと竿納め。

 瀬尻の浅瀬に大物が群遊するが釣りずらい

 結局一日中の雨でテント張りを断念、平田内キャンプ場のバンガロ−にキャンパ−は我々一組のみの貸し切りだった。

 きのこ型バンガロ−にタ−プを巻き付けて夜風を防ぐ。
 本日のメインはイワナ炊き込み飯だ........旨い旨いで底を着く。
 イワナ刺身
 イワナ天麩羅
 ヤマベの朴葉包み味噌焼き
 イワナの塩焼き
 大いに食べ、そして飲み、語らい明日も大物を期待してせせらぎを枕に



第二日目

 昨日の大物の群遊を再度アタックすべく、珍しく二日続けてH渓に入る件の第4ダムのル−プ型魚道より再入渓し、遡行開始早々に大型の魚影が至る所で走る。昨日の通らずの小函とその上の大滝壷が本日の目当てと遣り見過ごす。

 魚の遡上が可能か...大滝壷を攻めるが
 大滝上は荒場の連続だが..........

 しかし、通らずの小函にも、大滝壷にも、上流の荒場にも大物の魚影はサッパリ無し。下降途中の平瀬でまたもや大物の魚影が多数走る。昨日の群遊が渓全体に散ってしまったらしい、警戒心が益々増して大物は遂に釣れず。明日のサイクリングに体力を温存すべく、止むなく昼で切り上げ一路、南茅部町の大船キャンプ場を目指す。途中、森町の市場で今が旬の噴火湾産のぼたん海老を仕入れる。              
 テント設営と晩飯の支度もそこそこに先ずは温泉にて汗を流し楽しい酒宴の始まりだ。今夜は冷え込んで気温10℃位か?。

 テント設営と晩飯の支度もそこそこに先ずは温泉にて汗を流し楽しい酒宴の始まりだ。今夜は冷え込んで気温10℃位か?。

 明日の健闘を誓って9時就寝.......
 天麩羅揚げに奮闘中
 握り寿司に奮闘中
 握り寿司三品・イワナ、イワナすじこ・ぼたん海老.......絶品なり
 冷え込む夜は体の芯から暖まる、イワナの山菜汁に限る。旨い。

 今夜も渓の恵みに感謝しつつご馳走さま。



第三日目

 気温8℃、早朝5時起きにて、スタ−ト地点の砂原町漁港を目指す。

 黒羽尻川河口付近より道南・駒ヶ岳を望む

 快晴微風の秋晴れの下、砂原町ふるさとまつりの主催で森・七飯・鹿部の4町を経由する駒ヶ岳一周63Kmを爽快に駆け抜ける。

 トップを引いている?......いいえ、後発組に追い抜かれる寸前です。
 駒ヶ岳をバックに独走
 我が自転車の師・釣兄Tさん

 砂原町役場のスタッフのみなさん有り難う御座いました。

 四駆走行630Km・自転車63Km・遡行20Kmの二泊三日。



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